都市ガスと液化石油ガス(LPガス)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ①都市ガス13Aは主成分がメタンで空気より軽く、LPガスは空気より重い。
- ②都市ガス13Aは主成分がプロパンで空気より重く、LPガスは空気より軽い。
- ③都市ガスとLPガスは、単位体積当たりの発熱量がほぼ等しいものとされる。
- ④LPガスは常温常圧で液体であり、そのまま液体の状態で配管に供給される。
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都市ガスの主流である13Aは天然ガスを原料とし、主成分はメタンである。メタンの比重は空気より小さいため、漏えいすると上方に滞留する。これに対し液化石油ガス(LPガス)の主成分はプロパン・ブタンであり、比重は空気より大きいため、漏えいすると床面付近に滞留する。この比重の違いが、後述するガス漏れ警報器の設置位置の違いをはじめ、換気の考え方や事故時の対応の違いに直結する最も基本的な知識である。
他の選択肢が不適切な理由
都市ガス13Aの主成分はメタンでありプロパンではなく、また空気より軽いのは都市ガスの方であるから、主成分と比重を入れ替えた記述は誤りである。単位体積当たりの発熱量はLPガスの方が都市ガス13Aよりも大幅に大きい(おおむね2倍以上)ので、ほぼ等しいという記述も誤りである。LPガスは常温常圧では気体であり、加圧して液化した状態で容器に充填し、気化させて気体の状態で配管により供給されるので、液体のまま配管に供給されるという記述も誤りである。