高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法)に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- ①共同住宅は特定建築物であり、円滑化基準への適合は努力義務とされる。
- ②共同住宅は特別特定建築物であり、円滑化基準への適合が義務付けられる。
- ③共同住宅は同法の対象外であり、円滑化基準は一切適用されないとされる。
- ④共同住宅は、床面積を問わず円滑化基準への適合が義務付けられている。
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バリアフリー法において、共同住宅は多数の者が利用する「特定建築物」に該当するが、不特定かつ多数の者が利用する「特別特定建築物」には含まれない。特別特定建築物は床面積2,000㎡以上の建築等について建築物移動等円滑化基準への適合が義務付けられるのに対し、それ以外の特定建築物については同法16条1項により適合させるための努力義務にとどまる。したがって、この記述が適切である。
他の選択肢が不適切な理由
共同住宅を特別特定建築物とし適合を義務付けるとする記述は、法の区分を誤っており不適切である。共同住宅が同法の対象外で基準が一切適用されないとする記述も、特定建築物として努力義務の対象となる以上誤りである。床面積を問わず適合が義務付けられるとする記述も誤りであるが、地方公共団体は条例により対象を特別特定建築物に追加し義務付けを行うことができるとされており、東京都のように延べ面積2,000㎡以上の共同住宅を義務付けの対象とする例がある点は押さえておきたい。