建物の維持保全に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ①予防保全は、故障や不具合が生じる前に計画的に行う保全である。
- ②事後保全は、故障や不具合が生じた後にこれに対応して行う保全である。
- ③事後保全は、予防保全に比べれば常に費用が少なく合理的である。
- ④予防保全には、時間計画保全と状態監視保全の二つの方式がある。
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事後保全は、故障が生じてから対応するため、日常的な点検・整備の費用は抑えられるものの、故障による機能停止で居住者の生活に支障が生じ、二次的な被害の復旧に多額の費用を要することがある。建物や設備の重要度に応じて予防保全と使い分けるべきものであり、常に費用が少なく合理的であるとする記述は誤りである。
他の選択肢が正しい理由
予防保全が、故障や不具合が生じる前に点検・整備・部品交換等を計画的に行う保全であるとする記述は正しい。事後保全が、故障や不具合が発生した後に修理・交換を行う保全であるとする記述も正しい。予防保全には、一定の時間や周期を定めて行う時間計画保全と、劣化の状態を監視・計測し、その結果に応じて実施する状態監視保全があるとする記述も正しい。