マンションの劣化診断に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ①一次診断は、目視や簡易な計測を中心とする予備的な診断である。
- ②二次診断は、必要な部位について詳細な計測や試験を行う診断である。
- ③診断は必ず三次診断まで行わなければ、修繕計画を立てられない。
- ④三次診断は、破壊試験等も用いて劣化の原因を特定する詳細な診断である。
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マンションの劣化診断は、目視・簡易な計測を中心とする一次診断(簡易診断)から始め、その結果、より詳細な把握が必要と判断された部位について二次診断、さらに原因の特定が必要な場合に三次診断(詳細診断)へと段階的に進めるのが一般的である。すべての建物について必ず三次診断まで行わなければ修繕計画を立てられないというものではなく、費用対効果を踏まえて必要な範囲で実施すればよいため、この記述は誤りである。
他の選択肢が正しい理由
一次診断が目視、打診、簡易な計測を中心とする予備的・概略的な診断であるとする記述は正しい。二次診断が、一次診断で問題が認められた部位について詳細な計測や各種試験を行い劣化の程度を定量的に把握するものであるとする記述も正しい。三次診断が、コアの採取やはつりなどの破壊を伴う試験も用いて劣化の原因を特定し、対策の選定につなげるものであるとする記述も正しい。