マンションに用いられるエレベーターの方式に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
- ①油圧式のほうがロープ式より、高速・高層の用途に適しているとされる。
- ②油圧式は、低層の建物に用いられ、機械室の配置の自由度が比較的高い。
- ③機械室のないロープ式は、昇降路内に巻上機等を納める方式である。
- ④ロープ式は、かごとつり合いおもりを結び、巻上機で駆動する方式である。
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油圧式エレベーターは、油圧ジャッキによりかごを昇降させる方式であり、昇降行程や速度に制約があるため、一般に低層の建物や荷物用に用いられる。これに対しロープ式は、つり合いおもりを用いることで駆動に要する動力が小さく、高速・高層の用途に適している。したがって、油圧式のほうが高速・高層に適しているとする記述は誤りである。近年の分譲マンションでは、機械室のないロープ式(マシンルームレス)が主流である。
他の選択肢が正しい理由
ロープ式が、かごとつり合いおもりをロープで結び、巻上機の綱車との摩擦力で駆動する方式であるとする記述は正しい。油圧式は機械室(ポンプ・制御盤)を昇降路の直上に置く必要がなく配置の自由度が高い反面、油の温度管理や省エネ性で劣るとされ、この記述も正しい。機械室のないロープ式が、薄型の巻上機や制御盤を昇降路内に納めることで機械室を不要とした方式であるとする記述も正しい。