標準管理規約32条に定める管理組合の業務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- ①居住者間の親睦を図るためのサークル活動の運営も、業務として掲げられている。
- ②宅地建物取引業者から交付を受けた設計図書の管理も、業務として掲げられている。
- ③マンション及び周辺の風紀、秩序及び安全の維持に関する業務が含まれている。
- ④長期修繕計画の作成又は変更に関する業務及び長期修繕計画書の管理が含まれる。
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標準管理規約32条は管理組合の業務を列挙しているが、居住者間の親睦を図るサークル活動の運営はそこに掲げられていない。同条関係コメントは、平成28年の改正前まで掲げられていた地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成という文言について、定義のあいまいさから拡大解釈の懸念があるとして削除した経緯を説明している。27条関係コメントも、一部の者のみに対象が限定されるクラブやサークル活動経費は管理業務の範囲を超えるとしている。
他の選択肢が正しい理由
長期修繕計画の作成又は変更に関する業務及び長期修繕計画書の管理は32条3号に、適正化法103条1項に定める宅地建物取引業者から交付を受けた設計図書の管理は同条5号に掲げられている。また同条12号は、マンション及び周辺の風紀、秩序及び安全の維持、防災並びに居住環境の維持及び向上に関する業務を掲げており、これは資産価値の向上に資する活動が管理組合の目的の範囲内で可能であることを明確にするために整理されたものである。