マンションの管理の適正化の推進に関する法律(以下「適正化法」という。)第1条が定める目的に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- ①マンション管理士の資格を定め、管理業者の登録制度を実施すること
- ②建替組合の設立と権利変換の手続を定め、建替えの円滑化を図ること
- ③分譲業者に免許制度を設け、分譲取引の公正と透明性を確保すること
- ④敷地売却により区分所有関係を解消する手続の整備を推進すること
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適正化法1条は、マンションにおける良好な居住環境の確保を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを最終的な目的として掲げ、その手段として、基本方針の策定、マンション管理適正化推進計画の作成、管理計画の認定、マンション管理士の資格、マンション管理業者の登録制度といった措置を列挙している。管理を担う人材と事業者に関する制度を整えることが本法の柱である。
他の選択肢が不適切な理由
建替組合の設立や権利変換の手続、敷地売却による区分所有関係の解消の手続は、いずれもマンションの建替え等の円滑化に関する法律が定める事項であって、適正化法の目的ではない。また、適正化法はマンション管理業者の登録制度を設けるが、分譲業者に対する免許制度は宅地建物取引業法が定めるものであり、分譲取引そのものの規制は適正化法の目的に含まれていない。