マンション標準管理規約におけるいわゆるコミュニティ条項に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ①平成23年に追加されたが、平成28年の改正で削除され再整理されたのである
- ②平成23年に追加され、現在もそのままの形で維持されているとされているのだ
- ③標準管理規約には、これまで一度も規定されたことがないとされているのである
- ④平成28年の改正で新たに追加され、管理費の使途が拡大されたとされているのだ
答えと解説を見る
マンション標準管理規約には、平成23年の改正により、管理費の充当の対象及び管理組合の業務として、地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成に関する規定が置かれた。しかし、コミュニティという語の意味が広く、管理費から自治会費を支出するなど本来の管理組合の目的を超えた運用を招いたことから、平成28年の改正でこの規定は削除され、業務の内容として再整理された。
他の選択肢が不適切な理由
コミュニティ条項は現在そのままの形では維持されておらず、削除されたうえで別の形に整理されている。標準管理規約に一度も規定されたことがないという事実もない。また、平成28年の改正はコミュニティ条項を追加したものではなく削除したものであるから、管理費の使途が拡大されたとする理解は改正の方向と逆である。